ふつう と とくべつ の境界で。

うつ病、パーソナリティ障害を抱えて生きるわたしのありのままの記録。

授業参観の思い出

 

私の中学生時代は、なんというか反抗期とは違うと思うが、まさに思春期というような、かなりくすぶっていた時代だった。

 

クラスは授業が成立しないくらいには荒れていた。お菓子は食べる、携帯は鳴る、紙ヒコーキが飛ぶ。先生が何人もいる。。そんな感じで。 

 

クソがつくほど、真面目だった私はその環境に耐えられなくて、たびたび学校を休んだり、保健室に避難したりしていたのだが...

 

そんな中、授業参観があると。

そのとき、担任が耳を疑う言葉を言った。

その授業はパソコンを使うものだったんだが、

 

「授業参観のとき’だけ’ちゃんとやってくれたら、次の授業のときは、パソコンで自由に遊ばせる」

 

は?と思った。

みんなは喜んでいた。...みんなかは知らないけど。そのときは先生もクラスメイトもみんな敵に見えた。

 

私はその授業参観を担任に宣言した上で、欠席した。保健室で授業参観日を過ごした。

 

その頃から、考えが極端だ。

良い悪いをはっきりさせたい。

せめてもの反抗、訴えの形だったと思う。

 

その後、親が懇談会に出席して、うちの子は授業にでましたか?と聞いたと言う。

申し訳ないなと思った。

 

あの時代はほんとに苦しかった。

でも思うんだ。

みんなが何とかしようとかまってくれて、動いてくれてたから、本当は今よりもずっと充実していたのかもしれないと。

 

今はひとりだ。

見た目は大人になったかもしれないけど、

中身はあの頃から何も変わってない。変われない。

 

いまとっても生きづらい。